丸山医院は東京都千代田区にある耳鼻咽喉科頭頸部外科、気管食道科、アレルギー科(アレルギー性鼻炎・花粉症外来)を専門とする診療所です。
- 新型コロナウィルスワクチン接種
令和6年10月1日〜令和7年3月31までワクチン接種を行います。
接種券をお持ちの方以外の接種は今回から公費負担がなく¥15,400になります。 - 11月からの診療
11月1日から水曜午後は休診となります。
月、火、水、金、土曜日朝の診療開始は9時15分に早まります。
よろしくお願い致します。 - 新型コロナ感染症のご注意
※喉の痛み、発熱、声がれ、ひどい咳のどれかがある患者さんには別室で新型コロナ抗原検査を受ける様お願いしています。
- 麻疹(はしか)風疹(三日麻疹)の抗体検査
麻疹(はしか)風疹(三日麻疹)に罹ったことがあるか、予防接種などで十分な抗体価が得られているか調べられます。
詳しくはお電話でお尋ねください。 - 院内マスク着用のお願い
コロナウィルス感染症インフルエンザ感染予防に、院内ではマスクの着用をお願いしています。
- 発熱や咽喉が痛い患者さんへ
新型コロナウィル・インフルエンザ感染症対策のため、喉の痛み発熱等風邪症状の方は事前に電話での連絡をお願いします。
予約外で直接来院の患者さんは、院外で待機していただく場合があります。感染対策の為ご理解下さい。 - 上咽頭擦過治療(EAT、Bスポット療法)、漢方治療
新型コロナウィルス感染症の後遺症、後鼻漏、頭痛 咳 倦怠感・だるさ その他自立神経障害を疑う症例につきましては、上咽頭擦過治療(EAT、Bスポット療法)漢方治療などを提案しています。
上咽頭擦過治療をご希望の方は問診票に記入もしくは受付で申し出られるようお願いします。
当院で行っている主な高度専門医療
レーザー・トリクロル酢酸による鼻腔粘膜焼灼術アレルギー性鼻炎・花粉症など
- 治療開始の目安
- ご相談ください
- 注意事項
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レーザーやトリクロル酢酸による鼻腔粘膜の焼灼について
・鼻炎症状のうち、特に鼻づまりの症状が強い方、一年中症状がある方、薬が使えない方、花粉飛散シーズン中の症状が重い方などが適応になります。
・鼻づまりに対して80%、鼻水・くしゃみには70%程度の有効率が報告されています。
・レーザー治療・トリクロル酢酸治療をご希望の方は、必ず事前の診察が必要です。
・全ての方に施術できるわけではなく、鼻中隔弯曲が強い方など困難なケースもあります。
・2月、3月、4月はスギ花粉症対策の鼻腔粘膜焼灼を行うことができません。1月中に完了している必要があります。
・費用はすべて保険診療です。3割負担の方はレーザー治療では当日に約9,000円、トリクロル酢酸治療で約6,000円が必要です。
・治療を受けられることになりましたら、施術日と時間を予約してください。
・休前日には施術しておりません。
術当日と術後の注意
1.まず鼻粘膜の麻酔をします。麻酔液を浸したガーゼを鼻の中に挿入し、20分程待ちます。
2.麻酔液が口の中まで流れて、しびれた感覚がわかります。
3.レーザー照射・焼灼は両側で10分~15分程(トリクロル酢酸では5分ほど)です。
・手術後は安静にして、鼻かみ、飲酒は当日禁止です。
・必ず手術1週間後に来院してください。
・術後は鼻内が腫れるため一時的に鼻詰まりが生じ、落ち着くまで約1~2週間かかります。
・術後は血が混じった鼻水が出ることがあり、鼻をかむとかさぶたが大きな塊で出てくることもあります。
・鼻粘膜にかさぶたが付着し、鼻をかむと大きな塊として出ることもあります。
・治療結果には個人差があり、レーザーで2~3年、トリクロル酢酸で1~2年効果が持続する方もあれば数か月で元に戻る場合もあること、鼻づまりに対して80%、鼻水には60%位の有効率であることをご了承いただいた上で、治療を受けるかお決めください。
・効果がなくなってきた場合には再照射・焼灼が可能です。
舌下免疫療法アレルギー性鼻炎・花粉症など
- 治療頻度と期間
- 期間:2年~
- 治療開始の目安
- スギ花粉症舌下免疫療法は花粉の飛散時期である1月~4月の間は開始できません。
ダニアレルギー性鼻炎の舌下免疫療法は通年で開始できます。
- 注意事項
- ※自己判断で中断すると効果が得られません。
※口内にかゆみなどの副作用を伴うことがあります。
※妊娠中の方、喘息をお持ちの方、口腔アレルギーのある方、口腔内にケガをしている方、ステロイド等の特定のお薬を服用されている方は治療を受けられません。詳しくはご相談ください。
※舌下免役療法外来はweb予約ができません。電話(03-3261-9679)で予約されるか来院時に予約をお取りください。
重症・最重症杉花粉症に対する抗体製剤「ゾレアⓇ」注射療法アレルギー性鼻炎・花粉症など
- 対象
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- ・12歳以上の方
- ・スギIgE値がクラス3以上、総IgE値が30~1500IU/mLであること
- ・今シーズン1週間以上の既存治療で効果の無い方
- 注意事項
- 注射可能な期間は2~5月です。
保険診療です。ステロイド、副腎皮質ホルモンの注射ではありません。
重症花粉症の方の為に花粉症の原因であるIgEに対する抗体を人工的に作った最新の注射薬です。
投与数日後~2週間後に効果が出始め、効果持続期間は約1ヶ月と言われています。
最初に採血検査が必要です。
診察、検査結果や体重によっては治療の適応外となることがあります。
注射を受けても従来の治療は続ける必要があります。
症状の酷さ(検査データで決まります)、体重により1ヶ月あたりの注射料+薬剤費が異なります。
3割負担の場合、通常1ヶ月あたり成人女性で約¥17,550 成人男性で¥26,300ほどかかります。
その他に処置料・既存治療の診療費などが必要となります。
高額なお薬のため、高額療養費制度によって自己負担額が補填される場合があります。
高額療養費の払い戻しについてはお持ちの保険証に記載の問い合わせ先にお尋ねください。
抗IgE抗体(ゾレア皮下注射)についての詳しい説明、医療費につきましては以下URLをご参照ください。
https://www.okusuri.novartis.co.jp/xolair
難治性慢性副鼻腔炎に対する抗体製剤「デュピクセントⓇ」注射療法鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎
- 対象
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- ・15歳以上の方
- ・鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に対する手術の治療歴がある、または手術ができない疾患等をお持ちの方
- ・既存治療によっても改善がない方
- 注意事項
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保険診療です。ステロイド、副腎皮質ホルモンの注射ではありません。
年収や加入している保険組合、お住まいの地域によって治療費や受けられる医療助成制度の金額が異なります。
保険診療のシステムに則り年収によって、更に1年目と2年目以降で自己負担額が変わります。
1年目は約12,000円/月〜40,000円/月ほどかかります。
2年目以降で約5,000円/月〜30,000円/月ほどかかります。
※その他に処置料・既存治療の診療費などが必要となります。
※3割負担の場合、高額療養費制度の活用による概算となり、払い戻しについては加入の保険組合にお問い合わせ先にお尋ねください。
※社会保険の方は加入されている保険組合によって付加給付制度による医療助成を受けられる場合があります。
※好酸球性副鼻腔炎難病申請の方は市区町村により助成が受けられる事があります。
抗IL-4Rα抗体(デュピクセント皮下注射)についての詳しい説明、医療費につきましては以下URLをご参照ください。
https://www.support-allergy.com
上咽頭擦過療法(Epipharyngeal Abrasive Therapy,EAT)
・Bスポット療法・INSPGS(鼻内翼口蓋神経節刺激法)
後鼻漏・長く続く咳・声がれ・
新型コロナ感染後遺症など
上咽頭は喉の上方、鼻の奥に位置し、細菌や有害物質の侵入を防御する領域のひとつです。
上咽頭の炎症が慢性化すると、耳鼻咽喉科頭頸部外科領域に限らず色々な症状、若しくは不定愁訴と言われる訴えを引き起こす場合があります。
主なものは後鼻漏、慢性的な喉の痛みや異常感、声がれ、長く続くせき、めまい、耳づまり感等と言われています。
その他、頭痛、慢性疲労、微熱、掌蹠膿疱症などにも関係するのではないかと考えられています。
この様な方に塩化亜鉛を塗布する上咽頭擦過療法(Epipharyngeal Abrasive Therapy,EAT)またはBスポット療法と称される処置をする事で症状が改善していく場合があります。
通常週に1回10週間から15週間の処置を行います。
全ての方が劇的に改善する訳ではありません。
当院では慎重に、経過を見ながら加療をしています。
上咽頭に炎症のない倦怠感、頭痛、ブレインフォグ等にはINSPGS(鼻内翼口蓋神経節刺激法)も提案しています。
禁煙指導禁煙外来
禁煙指導に保険が適応されています
当院は禁煙指導の施設基準を満たしているため、禁煙指導に健康保険が使えます。
- 飲み薬(チャンピックス)による禁煙治療
- 服用方法 1日1回~2回
治療期間 12週間を目安に服用、2週間~3週間に1回通院
- 注意事項
- ※禁煙指導は電話での予約(03−3261−9679)が必要です、必ずお電話くださる様お願いします。